爪が薄くて痛い、すぐに割れてしまう方へ 

 

薄い爪が割れてしまうと割れた部分が気になるだけでなく、服に引っかけたりストッキングを破いてしまうことがあります。

また、割れた部分から爪が大きく避けてしまい、大きなケガにつながる可能性もあります。

なぜ爪が薄くなって割れてしまうのか、薄い爪を厚くする方法はあるのか、どんな方法で厚くするのがおすすめなのかなどについてご紹介致します。

 

爪が薄くなる原因

爪が薄い、薄すぎて痛みすら感じる。そんな悩みを持つ人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ほとんどの場合、爪が生まれつき薄いというよりも、生活習慣が原因となっています。

薄い爪になる主な原因は以下の通りです。

・乾燥

・栄養不足

・血行が悪い

乾燥には季節的なものも含まれますが、注意すべきは日常生活での乾燥です。

 

例えば、水仕事が多く頻繁に洗剤を使う人は、洗剤に指先や爪の水分や油分を奪われてしまい、爪が乾燥しやすくなってしまいます。

爪が薄くなるのを防ぐためには、水仕事の際、ゴム手袋着用を習慣づけるようにしましょう。空気が乾燥する冬場だけでなく、濡れた手はすぐにハンカチで拭いて、こまめにクリームで保湿するようにしましょう。この時、意識して爪にもクリームをなじませるようにしてください。

また、栄養不足で爪が薄く・弱くなるということも頭に入れておきましょう。爪はタンパク質でできています。タンパク質の摂取量が十分でないと爪まで十分な栄養が行き届かず爪がもろく、薄くなってしまうことがあります。

タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質がありますが、それぞれ成分が違うため両方のタンパク質を摂取するように心がけるようにしましょう。

加えて、鉄や亜鉛などのミネラル、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどの各種ビタミンも爪の育成には欠かせません。野菜を含むさまざまな食材をバランスよく食べることが大切です。

 

【タンパク質を多くふくむ食品】

・鶏のササミ、胸肉

・卵

・納豆、豆腐などの大豆製品

・サーモン、アジなどの魚

【爪を育てるミネラル・ビタミン類が豊富な食品】

・レバー

・乳製品

・ホウレン草、小松菜

・アーモンド

・アサリ

・ひじき

バランスが悪くならないように心がけつつ、これらの食材を意識的に食べるようにしましょう。

 

また、血行不良も薄い爪になる原因のひとつです。血液は細胞に栄養や酸素を届け、老廃物を受け取って運び去る役割をしています。血行が悪くならないように適度な運動を心がけましょう。日常生活でも、1駅手前で下りて歩く、エスカレーターではなく階段を使うようにするなど、ちょっとしたことで血行促進できますし、健康にも非常に良いのでおすすめです。