弱くて折れやすい爪のケア方法
美しいネイルアートの基本はネイルケア
爪が弱い方は、なかなか伸ばすに苦労しがち。ちょっとした刺激で爪が簡単に割れてしまったりするので、伸ばすこと自体もあきらめてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした爪自体の悩みを抱えている方は、なかなかネイルアート等も楽しみづらいのではないかと思います。爪を強くするためには、長期的なケアが必要です。もちろんすぐに効果が出る訳ではありませんが、じっくり取り組めば今よりも強くて健康な爪に変わっていきます。
◎「爪にはカルシウム」は間違い?!
「爪を強くするにはカルシウム!」…これはよく言われることですが、実は正しい方法ではありません。
爪は皮膚の一部が硬化して爪の根元部分から押し出されてきているもの。つまり皮膚と同じ成分で、骨ではありません。ですのでカルシウムは直接の効果にはあまりならないと考えられます。
健やかで強い爪に育てていくためには、毎日のケアが非常に大切となります。健康を生やすためには、爪の根元部分に対してしっかりとケアをすることです。
◎日々の習慣!
キューティクルオイル&マッサージ
おすすめの方法は2つあります。
1つはキューティクルオイルを使うことです。健やかな爪を育てるには、爪の根元部分(キューティクル)に適度な水分が保たれていることが非常に重要です。この部分が乾燥していると水分の足りない爪が生えてきてしまい、割れやすくなります。キューティクル部分が乾燥して固くなっていると爪がスムーズに生えてきづらく、トラブルの元になります。
キューティクルオイルはこまめに塗ることをおすすめします。
例えばオフィスの机の上や自宅のドレッサーの目につく所に置いて、気づいたらすぐに塗ると良いです。キューティクルオイルがない場合は、保湿性の高いハンドクリームでも大丈夫です。
2つめはマッサージ。キューティクルオイルやハンドクリームをつけたら、軽くマッサージをしてキューティクル部分に適度な刺激を与えることです。
◎ボロボロな爪にならないために…刺激物を避ける!
刺激物を避けることも大切です。既に生えてきてしまっている爪は、今よりも強くすることはなかなか難しいです。
既に生えてきた爪は、死んでしまった細胞の集まりですので修復する能力はありません。ただ、今の状態よりもさらにボロボロになってしまうことはあります。
除光液には脱水作用を持つものがあります。ポリッシュを除去するために除光液を使うと思いますが、その時に爪の表面から水分を吸い取ってしまい、爪の表面がざらざらとしたり、荒れてもろくなったりすることがあります。除光液を使った後は、ハンドクリーム等を使って爪の表面にも水分を補うようにしましょう。
また、家事の時にも注意が必要です。中性洗剤などの刺激物は手荒れの元になってしまいますよね?これは爪をガードしている油分を取り除いてしまうからです。こうした洗剤等を使った後は、油分が配合されたハンドクリームやキューティクルオイル等を使ってケアをしてみてください。