甘皮とルーズスキンを処理して、健康な美しい爪に!
甘皮(あまかわ)とは、爪と皮膚との境目にある皮のこと。もともと爪は皮膚の一部なので、その爪と皮膚との間にばい菌が入り込まないように保護するのが甘皮の役目となっています。
余分な甘皮を放置しておくと甘皮がのびてきてネイルを塗れる範囲が狭くなってしまうので、見た目も美しくありません。
キューティクルケア 甘皮・ルーズスキンのお手入れ方法
【準備するもの】
・キューティクルリムーバー
・お湯(フィンガーボウル一杯分)
・コットンスティック
・ガーゼ
・ニッパー
・ネイルオイル/キューティクルオイル
1. 爪全体にキューティクルリムーバーをなじませる
キューティクルリムーバーを爪全体に塗って、指でなじませます。
2. 指先にお湯をつけて、甘皮を柔らかくする
お湯を入れたフィンガーボウルに2~3分指先をつけて、爪の周りの皮膚や甘皮を柔らかくします。
3. 再度キューティクルリムーバーを塗り、コットンスティックで甘皮を押し上げる
もう一度、爪にキューティクルリムーバーを塗布します。
コットンスティックを作成します。コットンスティックの先を湿らせる程度に水をつけ、端から甘皮のラインに沿って円を描くように動かして、甘皮を押し上げます。
4. 湿らせたガーゼでルーズスキンを取り除く
指にガーゼを巻きつけ、その先端を水で少し湿らせます。甘皮のラインに沿って円を描くように動かして、ルーズスキンをしっかりと取り除きます。
5. ささくれはニッパーでつまむようにしてカットする
もし、ささくれがあった場合、ニッパーでつまむようにカットして処理します。
6. 爪の根元にネイルオイルをたっぷり塗る
甘皮とルーズスキンがキレイに取り除かれた状態の爪は、たくさん栄養を欲しています。たっぷりネイルオイルを塗るようにしましょう。
7. 爪の根元をマッサージする
爪の根元をマッサージして、健康な爪の成長を促進させます。
※自宅ネイルケアでは、甘皮カットは慎重に!
甘皮は爪をばい菌から守る役割を担うので、取りすぎると炎症を起こしてしまうこともあります。
適度に1~2mm残してカットするには高度な技術を要するため、自宅で行うネイルケアの際は、甘皮をカットするのではなくしっかり押し上げて、表面のルーズスキンを除去していく形でケアを行うようにしましょう。
▶︎コットンスティックの作り方
甘皮処理に欠かせないコットンスティック。
1. 角が取れたウッドスティックにコットンを巻きつける
角が尖っている場合は、市販のウッドスティックの角をファイルで軽く削ります。厚みがなくなり角が取れたスティックにコットンを巻きつけていきます。
2. ウッドスティックを回転させながらコットンを指で押さえる
スティックの先端に均等にコットンが付くように、くるくると回転させながらしっかりと指で押さえましょう。
3. コットンスティックの完成
薄めに巻いたスティックは、キューティクルの処理に。厚めに巻いたスティックは、カラー前の爪表面の汚れを落とす時に使用します。