ジェルネイルは、マニキュア(ネイルポリッシュ)などと比べてツヤツヤ、綺麗なまま長持ちするという大きな特徴があります。
しかし、長持ちするからといって何カ月もそのままにしておくと、爪に良くない影響を及ぼす場合があります。ジェルネイルの替え時の目安を知って、定期的にオフと付け替えをするようにしましょう。
ジェルネイルを変える、理想的な頻度
ジェルネイルの理想的な替え時は、約3週間~4週間とされています。きちんとお手入れやリペアを行えば1カ月以上は持つと言われているジェルネイルですが、ジェルネイル自体が壊れるかどうかではなく、爪の健康や見栄えなどを考えた場合、長くても4週間程度でオフするのが理想的です。
ジェルネイルのカラーやデザインがお気に入りの仕上がりになったときなどは、できるだけ長く使いたいと思ってしまうものですが、
爪の健康や負担、安全面などを考えるとあまり長くつけ続けない方がいいでしょう。
ネイルをした後にオフすることも考えて次回の予約を取っておくと、定期的なケアが行えるのでおすすめです。
なぜ定期的に変えなくてはならないの?
ジェルネイルを定期的に変えた方がいい理由には、以下があります。
【グリーンネイルなど、衛生的な問題】
ネイルを施してから時間がたち、爪が伸びていくと爪の根元からジェルネイルが浮いてしまい、自分の爪とジェルネイルの間に水分や汚れが入りやすくなってしまいます。爪とジェルネイルの間に汚れなどが入っても手入れができず、不衛生な状態のまま過ごすことになります。
また、不衛生な状態で放置しておくと、爪カビが発生してしまうことがあります。この爪カビがいわゆる「グリーンネイル」と呼ばれるもので、グリーンネイルは自然に治ることがないため、病院を受診する必要が出てくるほか、緑色になってしまった部分が伸びてくるのを待ち、その部分をカットし終わるまで新しいネイルができません。長期間の放置は絶対にやめるようにしてください。
【爪が割れてしまう原因に】
ジェルネイルをしていると爪の厚みが増すことから、柔らかい爪や割れやすい爪を保護してくれるのは事実です。しかし、ジェルネイルそのものが爪に負担をかけてしまっていることもまた事実です。
そのため、長期間ネイルをオフせず放置したままにしておくとジェルネイルと自爪の境目部分に負荷がかかり、最終的には爪が割れる原因になってしまうこともあります。